[本文]

国・地域名:
スイス
元記事の言語:
英語
公開機関:
スイス国立科学財団(SNSF)
元記事公開日:
2019/10/09
抄訳記事公開日:
2019/12/02

スイス国立科学財団が支援してきた研究者がノーベル物理学賞を受賞

Physics Nobel Prize confirms SNSF’s longstanding funding decisions

本文:

2019年10月9日付スイス国立科学財団(SNSF)の標記発表の概要は以下のとおり。

2019年度ノーベル賞は、太陽系外惑星に関するスイスでの先駆的研究に対して、ミシェル・マイヨール(Michel Mayor) 氏および ディディエ・ケロー(Didier Queloz)氏の両氏に授与された。これは、SNSFが長い間彼らの研究を支援してきた結果としての成果である。

ミシェル・マイヨール氏は1977年以降、ディディエ・ケロー氏は1999年以降(プロジェクトチームのメンバーとしては1989年にも)、SNSFから資金支援を受けている。1995年に最初の太陽系外惑星が発見されたことで、スイスのこの研究分野はさらに勢いを増し、SNSFは2014年にスイス連邦研究能力センター(NCCR)”PlanetS”を立ち上げた。ミシェル・マイヨール氏はNCCR”PlanetS”の諮問委員会の委員であり、ディディエ・ケロー氏は NCCR のメンバーである。

 [JSTパリ事務所]