[本文]

国・地域名:
米国
元記事の言語:
英語
公開機関:
エネルギー省(DOE)
元記事公開日:
2019/10/24
抄訳記事公開日:
2019/12/09

DOEとUSDAが農村地域におけるエネルギー技術の開発と展開を共同で推進

DOE and USDA Join Forces to Increase Energy Technology Development and Deployment in Rural America

本文:

2019年10月24日付け、エネルギー省(DOE)による標記記事の概要は次のとおりである。

DOEと農務省(USDA)は、農村地域におけるエネルギー技術の開発と展開を、両省が協力して推進するための覚書(MOU)を締結した。DOEとUSDAの省庁間ワーキンググループを設置し、少なくとも年に4回会合を持ち、各年最初の会合から一年以内に両省の長官に報告書を出す。焦点を当てるのは次の主要5分野:(1) 農村地域におけるエネルギーおよび製造関連企業、産業、技術の発展と拡充、(2)新たな、または改良された農村地域エネルギー・インフラへの投資促進、(3)農村地域のエネルギー関連企業、産業への資金調達促進、(4)農村地域エネルギー投資・開発による成長を見越した農村地域コミュニティ投資の支援、(5)サイバーセキュリティ・イニシアチブとグリッド改善の促進・支援および投資。

2017年にトランプ大統領が設立した省庁間タスクフォースにおいて、農業および農村地域の繁栄促進のために必要な法、規制、政策の改革が検討され、2018年には、農村地域のエネルギーを安定させるため再生可能エネルギーを含む全てのエネルギー源を農村地域で強化することが急務するとの結論に至っていた。

[DW編集局+JSTワシントン事務所]