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- 国・地域名:
- フランス
- 元記事の言語:
- フランス語
- 公開機関:
- 国立科学研究センター(CNRS)
- 元記事公開日:
- 2019/10/02
- 抄訳記事公開日:
- 2019/12/17
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CNRSが「数学年」のイベントを全国展開
- 本文:
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2019年10月2日付国立科学研究センター(CNRS)の標記報道発表の概要は以下のとおり。
数学は、社会のいたるところに存在して、爆発的な活力を有する科学である。CNRSは国民教育・青少年省と協力して、数学の生きた面を一般公衆に示し、研究界と中等教育の先生たちとの間のつながりを強化するべく、2019年10月2日から「数学年」を展開する。
2018年2月に政府に提出された「フランスの数学教育に関する報告書」は、CNRSが数学教育に参画するよう勧告しており、フランスの数学研究の成功は数学教育の質の高さと同時に、教育と研究の間に常時存在してきた強力な連繋が基盤にあるとしている。そういうわけで、中等教育と高等教育の教員2,000名以上に対して、約80件の研修の機会が提示される。研修はCNRSとそのパートナーの研究所内で行われる。
「数学年」では、多くの関連パートナーが関与する盛りだくさんの会合が全国で予定されており、1月末には「数学・デジタル週間」、また3月には「数学週間」など、全国規模のイベントも組まれている。国民教育・青少年省がCNRSと連携してリヨンで開催する2020年5月の大シンポジウムで終了となる。
[DW編集局+JSTパリ事務所]