[本文]

国名:
ドイツ
公開機関:
ドイツ連邦教育研究省(BMBF)
元記事公開日:
2019/11/13
抄訳記事公開日:
2019/12/27
元記事の言語:
ドイツ語

教育、科学、研究の国際協力に関する連邦政府による第二報告書

Deutschland: International vernetzt und weltweit engagiert in Bildung und Forschung

本文:

連邦閣議が教育、科学、研究における国際協力に関する連邦政府の第二報告書を発表。これに関して連邦教育研究省(BMBF)は概略下記のような報道発表を行った。

教育、科学、研究における国際協力に関する連邦政府の第二回報告は2017年および2018年における活動に関するもので、これに関してカルリチェク大臣は次のように発言。

「実り多い研究には国際協力が必要である。この方法でしか、気候変動のような現在のグローバルな重要課題への解を見出すことはできない。

教育、科学、研究における国際協力に関する連邦政府の今回の報告では、ドイツの研究・教育界もこのことを認識しており、国際的にすぐれたネットワークが構築されていることを示している。このネットワークを保ち、強化することは連邦政府、特にBMBFにとって優先度が高い。国際協力を強化するため、BMBFだけでも2018年に約9億7,800万ユーロを投入している。

長期的に研究を強化するため、教育と資格を国際的に整備していかなければならない。そこで、州や大学と協力して、ドイツを科学および研究の優れた拠点とするために取り組む。こうした背景の中で、ドイツが学問や研究の拠点として、世界から優れた学生たちを惹きつけていることは喜ばしいことである。連邦政府はドイツにおける外国人学生数を2010年代末までに35万人にするという目標を設定したが、この目標は既に2016/2107年冬学期には達成されている。2017/2018年冬学期には外国人学生数はさらに増加し、37万5,000人となり、全学生の約13%を占めている。

また、ここ数年のアフリカとの協力が著しく増加していることを、成果として評価するものである。数年来、BMBFは西アフリカの10か国(WASCAL)、南アフリカ5か国(SASSCAL)と共に気候変動および土地利用に関する二つの地域センターの設立に向けて精力的に活動している。そこで優れた教育制度の構築を支援している。気候変動に対処するための自助を支援するには、大勢の優れた教育を受けた人材が必要である。2018年だけでも、アフリカとのプロジェクト協力のため支援は3,350万ユーロに上る。2018年11月にはアフリカのパートナー諸国との協力は、BMBFのアフリカ戦略の発表に伴い、新たな戦略枠組みが作成された。

EUサイドでは、第8次研究開発枠組プログラムHorizon 2020が欧州研究圏にとって重要な実行措置となっている。ドイツは同プログラムに積極的に参加しており、2014年1月から2019年3月の間にほぼ61億2,000万ユーロを得ている。ドイツはこれによって全加盟国のトップを占めている。

報告書では、科学や研究と並び教育政策的なテーマも重要なウエートを占めている。アルゼンチンがG20議長国を務めた2018年に、初のG20教育大臣会議が開催された。特にドイツの職業教育デュアルシステムは世界的に注目された。このことを非常な喜びとするものである。職業教育は、多様なキャリア機会を通じて、若者たちに職業での成功をもたらす基盤を提供するものだからである。この間、連邦政府は世界中で16の職業教育二国間協力協定を締結している。

国際的な協力およびネットワーク化は科学拠点ドイツを強くする、このことを報告は特に強調している」。

[DW編集局]