[本文]

国・地域名:
EU
元記事の言語:
英語
公開機関:
欧州委員会(EC)
元記事公開日:
2019/10/11
抄訳記事公開日:
2019/12/27

Horizon Europe の実施戦略等についての意見調査に関して8,000件以上の回答

More than 8000 responses on how to shape Horizon Europe

本文:

2019年10月11日付欧州委員会(EC)の標記発表の概要は以下のとおり。

持続可能なソリューションとシンプルなルール。この2つが Horizon Europe に関する2件の調査(意見聴取)に回答した合計8,000人以上が共有し、繰り返されたテーマである。

1件目の調査は、2019年6月28日~10月4日の間に実施され、本プログラムの最初の4年間の研究・イノベーション支援に関する主要な戦略方針のほか、期待される効果、クラスターを横断する課題、カバーすべき領域についての項目が取り上げられている。すべてのEU加盟国を含む、99か国から6,806件の回答が寄せられた。回答の50%以上が大学または研究機関からのもので、約15%が企業または産業界から、7%がNGOから、6%が他の公的機関から、3%が国際機関からであった。

回答者は、調査の案内文書で言及されている目標とする効果や優先事項に対して幅広い支持を示した。特に気候関連の課題に対して、持続可能な解決策に資する研究・イノベーションの重要性を強調している。

2件目の調査は、7月31日~10月4日の間に実施され、プログラムの実施戦略を取り上げている。ここでは、(すべてのEU加盟国を含む64か国から、合計1,550件の回答が寄せられた。回答の40%以上が大学や研究機関からで、35%がビジネス・産業界から、9%が公的機関から、6%がNGOから、2%が国際機関からであった。

回答者は、Horizon 2020 の下で達成された業務の簡素化対策を高く評価しているが、プロジェクトのライフサイクル全体にわたるさらなる改善の余地(公募の複雑さの解消、申請様式の簡素化、評価フィードバックの改善、ITシステムおよびファンディング・入札ポータルのさらなる改善)を強調している。

[DW編集局]