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- 国・地域名:
- フランス
- 元記事の言語:
- フランス語
- 公開機関:
- 国立研究機構(ANR)
- 元記事公開日:
- 2019/11/08
- 抄訳記事公開日:
- 2020/01/14
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水星の磁気環境の研究:ANRの Marmite プロジェクト
L’environnement magnétique de Mercure à l’étude : le projet ANR Marmite
- 本文:
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2019年11月8日付国立研究機構(ANR)の標記発表の概要は以下のとおり。
2019年11月11日に水星が太陽の前を通過する。これは水星の外気圏を観察する重要な機会である。水星は、最も小さな惑星で、太陽に最も近い惑星であるが、特に謎が多い。1970年代の驚くべき発見である磁場、それを生成する動的プロセスは今なお未解明である。
2004年に米国航空宇宙局(NASA)によって打ち上げられ、2011~2015年に水星を周回した MESSENGER ミッションのデータに基づいて、ANRの MARMITEプロジェクトでは、水星の磁気環境とその内部および外部発生源に新しい知見を提供するものである。
水星の太陽の前の通過は、欧州、特にカナリア諸島で観測可能である。カナリア諸島は、6時間以上の観測が可能な特に有利な場所である。
[DW編集局+JSTパリ事務所]