[本文]

国・地域名:
ドイツ
元記事の言語:
ドイツ語
公開機関:
ドイツ連邦教育研究省(BMBF)
元記事公開日:
2019/11/20
抄訳記事公開日:
2020/01/20

カルリチェク大臣談:オンライン対話はがん研究を前進させることができる

Karliczek: Online-Dialog kann Krebsforschung voranbringen

本文:

連邦教育研究省(BMBF)が「がん予防フォーラム」に、市民の参加を呼びかけ、概略下記のような報道発表を行った。

BMBFは「誰もがエキスパート」を合い言葉に、がん予防ナショナルフォーラムのオンライン対話への参加を呼び掛けている。www.dialog.dekade-gegen krebs.deの下、2019年11月15日から12月15日の間に、がん研究に関する期待、アイデア、希望を寄せ合い、この研究分野の未来形成に貢献することができる。これに関してカルリチェク大臣は次のような談話を発表した。

「オンライン対話を通して医学界でこれまで例を見ない方法で、がん研究に新たな刺激を与えていきたい。ここ数日でスタートしたオンライン対話フォーラムは、市民、患者、その家族、研究者、患者組織、医療従事者等に向けたものである。簡単に言えば全員を対象としている。期待、アイデア、願望によって、参加者は同フォーラムにおけるがん研究の将来を共に築いていくことができる。

がん研究をより早く前進させるために、できる限り多くの人々の支援を必要としている。がんに対する戦いを全社会的課題として捉え、予防措置、新たな診断法、治療法、介護の選択肢等を患者に迅速に届けることができる。このオンライン対話に大きなチャンスが秘められている」。

対話:

対話のプラットフォームwww.dialog.dekade-gegen-krebs.deは、従来のアンケートから、様々な措置についてコメントする機会、さらに独自のアイデアを提出し、共に討論する等、様々な参加の機会を提供している。

参加者の回答、評価、提案等は、がん予防フォーラムのワーキンググループの議論で取り上げられる。BMBFはオンライン対話によって、がんおよびがん研究というテーマを社会へより強力に働きかけ、将来の研究および看護へ新たな観点をもたらそうとしている。

[DW編集局]