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- 国・地域名:
- 米国
- 元記事の言語:
- 英語
- 公開機関:
- 政府説明責任局(GAO)
- 元記事公開日:
- 2019/11/21
- 抄訳記事公開日:
- 2020/01/29
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GAOが連邦政府支援の研究の成果へのパブリックアクセス推進状況を評価
Federal Research: Additional Actions Needed to Improve Public Access to Research Results
- 本文:
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2019年11月21日付け政府説明責任局(GAO)による標記記事の概要は次のとおりである。
連邦政府支援の研究から得られる成果へのパブリックアクセスを増やすことで、科学のブレイクスルーを加速することができる。連邦政府は2015年から2017年にかけて、毎年平均1,350億ドルもの研究開発費を投資している。
2013年に大統領府科学技術政策局(OSTP)は年間1億ドル以上の研究開発費を持つ連邦政府機関に対し、その機関が支援した研究の成果(出版物やデータ等)へのパブリックアクセスを増やす計画を策定するよう指示した。GAOはその後の進捗状況の審査を依頼された。
GAOは19の機関を審査したが、いくつかの機関では取り組みが十分でなかった。例えば、
- 7機関は、専用のウェブサイトを設定するなど、データを容易に見つけられるような方策をとっていない。
- 4機関は研究者にデータマネジメントプラン(DMP)を提出するよう要求していない。
- 11の機関は機関が定めたデータに関する要求に研究者が従っているかを、十分に確かめていない。
この結果や他の審査結果に基づき、GAOは16の機関に対して、これらの課題に対処するように37の勧告を行った。
[DW編集局+JSTワシントン事務所]