[本文]

国・地域名:
EU
元記事の言語:
英語
公開機関:
欧州委員会(EC)
元記事公開日:
2019/12/05
抄訳記事公開日:
2020/02/03

欧州委員会が未来を形成する新興企業・中小企業75社に2億7,800万ユーロ強を助成

Commission awards more than €278 million to 75 start-ups and SMEs set to shape the future

本文:

2019年12月5日付欧州委員会(EC)の標記発表の概要は以下のとおり。

有望なスタートアップ企業・中小企業75社が、欧州イノベーション会議(EIC)アクセラレータのパイロット・フェーズの下で、これまでの最大規模のファンディング対象に選抜された。重要な新規性として、これらの企業のうち39社が助成金と直接株式投資の両方を受ける。

選抜された企業の中には、低コストの低軌道衛星を使用して初のグローバルな「モノのインターネット」ネットワークを作成している Hiberband社、有機材料を使用して持続可能な燃料を生産する大学のスピンオフ企業 Chrysalix Technologies社、重度の脳損傷患者の生活を変革するAI を活用した技術を開発している BrainQ社がある。

この「混合ファイナンス」が提供されたのはこれが初めてであり、かなり高額なファンディング(1社あたり最大1,750万ユーロ)が画期的なイノベーション能力を有する欧州企業の成長を加速させる。欧州委員会はまた、欧州投資銀行グループと、株式投資を管理するための専用のEIC基金を設立することで協定を締結している。

[DW編集局]