[本文]

国・地域名:
米国
元記事の言語:
英語
公開機関:
国家科学技術会議(NSTC)
元記事公開日:
2019/12/09
抄訳記事公開日:
2020/02/04

NSTCが「民生用地球観測計画」を策定

2019 National Plan for Civil Earth Observations

本文:

2019年12月9日付けの国家科学技術会議(NSTC)による報告書の概要は以下のとおりである。

地球観測は我々の日常生活に影響を与えており、米国は、地球の物理的、化学的、地質学的、および生物学的パラメーターの正確で即時的な測定を提供する堅牢な観測システムに依存している。地球を観測しているセンサーとシステムからの情報により、個人と組織は情報に基づいた意思決定を行い、経済を後押しし、国家の安全と公共の安全を確保できる。

トランプ政権は、科学技術における米国の世界的リーダーシップ維持にコミットしており、地球観測において企業、州・地方政府、大学、非営利団体、国立研究所等の各セクターの強力で相互に有益な協力を推進する。

「国家民生用地球観測計画」では、政権の優先事項を概説し、国家の民生用地球観測の取り組みに焦点を当てる。以下が本計画の主な目標である。

目標1:地球観測ポートフォリオのサポートとバランス:公共、学術、民間部門によって収集された地球観測の可用性に焦点を当てる。
目標2:地球観測機関の関与:地球観測機関の長期的な関与に焦点を当て、地球観測の取り込みと利用を促進する。
目標3:地球観測の影響の改善:革新的で多用途のアプリケーションを通じて地球観測の影響を高めることに焦点を当てる。

[DW編集局+JSTワシントン事務所]