[本文]

国・地域名:
フランス
元記事の言語:
フランス語
公開機関:
国立研究機構(ANR)
元記事公開日:
2019/12/03
抄訳記事公開日:
2020/02/05

海面上昇の適正評価を目的とした南極大陸踏査

Un raid sur le plateau Antarctique pour mieux évaluer la hausse du niveau des mers

本文:

2019年12月3日付国立研究機構(ANR)の標記発表の概要は以下のとおり。

2019年12月5日から2020年1月25日にかけて、国立科学研究センター(CNRS)、グルノーブル・アルプ(Grenoble Alpes)大学の科学者、およびイタリアの同分野の科学者で構成されるチームは、南極大陸の中心部に向けて1318 kmの往復踏査を実施する。この踏査は、フランス極地研究所とイタリア南極プログラムとの協力により組織されたもので、仏・伊コンコルディア基地から南極点に向かう。

ANRやBNPパリバ財団などが支援するこの「東部南極氷床の国際的な横断調査(EAIIST)」の2つの主たる目的は、気候の履歴のより正確な解読、および海面上昇のより正確な予測にある。

[DW編集局+JSTパリ事務所]