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- 国・地域名:
- フランス
- 元記事の言語:
- フランス語
- 公開機関:
- 高等教育・研究・イノベーション省(MESRI)
- 元記事公開日:
- 2019/10/24
- 抄訳記事公開日:
- 2020/02/10
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フランスの若手博士号取得者の国際的流動性について
Mobilité internationale des jeunes docteurs en emploi Note d'information n° 13 - Octobre 2019
- 本文:
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2019年10月24日付高等教育・研究・イノベーション省(MESRI)の標記発表の概要は以下のとおり。
2014年に1万4,400人の学生がフランスで博士号を取得した。博士号取得者の42%が外国籍であることから、博士課程教育はフランスへの留学生の中でもかなりの割合を集めている。2014年の統計では、博士号取得者の3人に1人が博士号を取得してから3年後、外国でポストを得ている。
博士課程学生の国際的な流動性が、国際的な雇用市場でのより適切な就職に寄与している。その結果博士課程教育の一環で、国際的移動を行った博士号取得者の58%が、博士号取得後3年で外国で職を得ている。外国での雇用では、国籍にかかわらず、10人の博士号取得者のうち7人が学術界で仕事に就いている。出身国で就職した外国人博士号取得者は、大半が学術界で安定した職に就いている。フランスに定住した外国人博士号取得者のほとんどは、民間部門に就職し、安定した職を得ている。
フランス人博士号取得者に関しては、10人中2人が外国で雇用されており、その半数以上が欧州である。一般的に学術部門で任期制雇用による職に就いている。
[DW編集局+JSTパリ事務所]