[本文]
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- 国・地域名:
- フランス
- 元記事の言語:
- フランス語
- 公開機関:
- 高等教育・研究・イノベーション省(MESRI)
- 元記事公開日:
- 2019/12/11
- 抄訳記事公開日:
- 2020/02/14
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専門学士号取得者の労働市場における優位性
- 本文:
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2019年12月11日付高等教育・研究・イノベーション省(MESRI)の標記発表の概要は以下のとおり。
2016年に、4万8,000人の学生が大学で専門学士号を取得しているが、37%がその後30か月以内に就学を継続又は再開している。職業生活に入った人のうち、92%が学位取得後18か月で配属され、30か月後には93%が配属されている。ただし、30か月での配属率が2015年の場合より僅かに低いとしても、2016年の学位取得者は特に契約や資格の面でより有利な雇用条件の恩恵を受けている。
● 就職後18か月からの有利な雇用条件
2016年の学士号取得者の大部分の人が有利な雇用条件の恩恵を受けており、これは専門学士号を取得してから18ヶ月後からである。2017年12月、つまり学士号取得から18か月後、ほぼすべての雇用がフルタイムであり、72%が管理職または中間職であった(2015年の学士号取得者と比較して+7ポイント)。安定雇用率は70%(+3ポイント)に上昇し、2018年12月に急激に上昇して83%に達した(この期間の管理職・中間職への登用率の伸びは低く、+4ポイント)。
● 科学技術領域におけるより有利な雇用条件
30か月での雇用条件は、2016年の専門学士号の学科領域によって大きく異なる。安定雇用率84%、管理職又は中間職87%で、全般的に順調なのは科学・技術・医療(STS)の学士号取得者である。
[DW編集局+JSTパリ事務所]