[本文]

国・地域名:
フランス
元記事の言語:
フランス語
公開機関:
高等教育・研究・イノベーション省(MESRI)
元記事公開日:
2020/01/09
抄訳記事公開日:
2020/03/02

報告書「量子技術:フランスが乗り遅れないための技術的転換点」の提言

Remise des conclusions du rapport "Quantique : le virage technologique que la France ne ratera pas"

本文:

2019年1月9日付高等教育・研究・イノベーション省(MESRI)の標記発表の概要は以下のとおり。

量子技術や量子コンピュータは、特に分子医学、物流、CO2貯蔵、「グリーンな」肥料の製造、高度材料の設計、地質探査の領域で、それを取り込む経済主体に中期的に一定の戦略的優位性をもたらす。

量子技術に関連する経済成長や主権の問題、一部の国がこれらの技術に関する開発プログラムを強化している欧州および世界の状況、フランスの産業・研究エコシステムの長所と短所を考慮して、標記報告書では次の6項目の戦略提言を行っている。

  • 研究界・産業界向けの高度な量子コンピューティング・インフラを展開すること。
  • 野心的な技術開発プログラムを立ち上げること。
  • 用途の開発を支援するプログラムを設定すること。
  • 効果的なイノベーション環境を構築すること。
  • 適切な経済セキュリティ戦略を展開すること。
  • 効果的なガバナンスを確立すること。

[DW編集局+JSTパリ事務所]