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- 国・地域名:
- 英国
- 元記事の言語:
- 英語
- 公開機関:
- 英国王立協会
- 元記事公開日:
- 2019/12/11
- 抄訳記事公開日:
- 2020/03/12
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英国が Horizon Europe に関与しなければならない理由
- 本文:
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2019年12月11日付王立協会の標記発表の概要は以下のとおり。
欧州連合(EU)は 第9次研究・イノベーション複数年枠組プログラム Horizon Europe の策定を進めている。英国王立協会は、EU離脱後においてもこのプログラムへの全面関与を求めることが英国の最大の利益になると考えており、英国の公共・科学コミュニティに関連する利点について声明を発表した。
EU枠組プログラムは、複数国との共同研究を可能にする、確立された、非常に評判の高い、独特の多国間プラットフォームを提供している。これらは、個々の2国間協定では再現できない多くの利点を加盟国や関連諸国にもたらしており、英国の欧州パートナーとの協力の発展に明らかな効果をもたらしている。同等の選択肢は他に存在しない。
Horizon Europe への関与は、(知識・イノベーションの新たなフロンティアを育成する)欧州ネットワークへの英国のアクセスを維持するための基本である。それは、英国が(関与しない国には閉ざされている)「卓越性に基づく」スキームを通じて引き続き最高の科学的人材を引き寄せることを保証するもので、英国の国際関係が大きく変化した場合の安定性を提供するものである。また全世界でさらなる協力を追求する場合の強力なプラットフォームを提供するものである。
[DW編集局]