[本文]

国・地域名:
英国
元記事の言語:
英語
公開機関:
英国研究・イノベーション機構
元記事公開日:
2020/01/22
抄訳記事公開日:
2020/03/23

英国はEUのHorizon 2020に引き続き参加

UK Participation in Horizon 2020 the EU's Flagship Science and Innovation Programme

本文:

2020年1月22日付英国研究・イノベーション機構(UKRI)の標記発表の概要は以下のとおり。

英国の科学者、研究者、企業は、2020年1月31日に英国がEUを離脱した後も、EUの研究開発枠組プログラム Horizon 2020 のプロジェクトに引き続き参加、申請、主導することができる。

英国はHorizon 2020 による助成金の受け手として依然として第2位を占めており、英国の機関は Horizon 2020 プログラムの終了まで引き続き助成金の公募に応募することが奨励される。

12月20日のEU離脱協定に関する議会での第2読会委員会の結果を受けて、1月31日までの批准が確実となったため、英国は協定なし離脱を撤回した。離脱協定によると、2014~2020年複数年次財政枠組(MFF)の財政支援を受けるEUプログラムに、終了まで英国は引き続き参加できる。Horizon 2020 はこれに該当する。英国の科学者、研究者、企業は、これらの「プログラム」に引き続き参加し、2020年の移行期間終了後に終了するプロジェクトを含めて個々のプロジェクトの存続期間中、EU助成金を受け取ることができる。

(EU加盟国に限定されている安全保障関連の機密情報へのアクセスを含む)ごく限られた数の英国の Horizon 2020プロジェクトは、現在の形式ではEU離脱後に続行できない場合がある。

[DW編集局]