[本文]

国・地域名:
米国
元記事の言語:
英語
公開機関:
エネルギー省(DOE)
元記事公開日:
2020/02/03
抄訳記事公開日:
2020/03/26

DOEと米国化学工業協会が革新的なプラスチックリサイクル技術の協力に関する覚書に署名

U.S. Energy Department and American Chemistry Council Sign Memorandum of Understanding to Collaborate on Innovative Plastics Recycling Technologies

本文:

2020年2月3日付のエネルギー省(DOE)による標記発表の概要は以下のとおりである。

DOEと米国化学工業協会(ACC)は、エネルギー効率の高いプラスチックリサイクルのイノベーションを推進し、使用済プラスチックの回収を強化して廃棄物を削減するための覚書(MOU)に署名した。

MOUは、DOEとACCが革新的なプラスチックリサイクル技術の開発で協力し、国内のプラスチックサプライチェーンを強化するための枠組みとして機能する。主要な協力分野には、プラスチックが水路に侵入するのを防ぐための新しい回収技術の開発、使用済プラスチックを機械的および化学的に分解して、より価値の高い製品に再利用するための有用な化学的成分に変換する方法の開発、最初からリサイクルを想定して設計された新しいポリマーの開発が含まれる。

このパートナーシップは、2019年にリック・ペリー前DOE長官が発表した「プラスチック革新チャレンジ」を前進させるものである。同チャレンジでは、DOEのリソースと国立研究所での応用研究を活用して、海洋および埋立地のプラスチック廃棄物を削減するエネルギー効率の高い技術を加速する。また、DOEのエネルギー効率・再生可能エネルギー局(EERE)は、埋立地や環境中の熱可塑性プラスチックを低減させるためのバイオ最適化技術に関する公募を計画している。

[DW編集局+JSTワシントン事務所]