[本文]
-
- 国・地域名:
- フランス
- 元記事の言語:
- フランス語
- 公開機関:
- 国立科学研究センター(CNRS)
- 元記事公開日:
- 2020/01/27
- 抄訳記事公開日:
- 2020/03/30
-
数学と教育:数学の世界に飛び込む
Recherche et enseignement : plongée au cœur des sciences mathématiques
- 本文:
-
2020年1月27日付国立科学研究センター(CNRS)の標記報道発表の概要は以下のとおり。
数学は、社会に浸透している生きた科学である。CNRSは、国民教育・青少年省と協力して、2019年10月2日に「数学の年」を開始した。これは、この分野のダイナミズムを一般公衆に示し、高等教育・研究と中等教育とのつながりを強化するためである。
フランスの数学研究の世界を体験する狙いで、このほど始まって3月まで行われるもので、教師の研修に焦点を置く。2019-2020年は数学をテーマとする年になる。フランス全土の中等学校の教師向けに約80の研修コースが用意され、各コースは少なくとも20人の参加者を収容できる。グラフ、行列、データ表現、算数、アルゴリズム、確率のほか、数学の歴史や数学の専門職紹介もあり、数学教師らは、研究者と一緒になって、数学のすべての分野を探究することができる。これら研修コースのほか、数学者らは、全ての一般公衆向けに(研究室又は学協会と)団体内または個人的に、数学の共有を目的とした数々の活動を提供する。
[DW編集局+JSTパリ事務所]