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- 国・地域名:
- フランス
- 元記事の言語:
- フランス語
- 公開機関:
- 原子力・代替エネルギー庁(CEA)
- 元記事公開日:
- 2020/01/28
- 抄訳記事公開日:
- 2020/04/02
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量子力学がアレニウスの法則を打ち破る
- 本文:
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2020年1月28日付原子力・代替エネルギー庁(CEA)の標記発表の概要は以下のとおり。
CEA、日本の島根大学、英国のカルハム(Culham)核融合エネルギー研究センターの研究者が参加した研究は、(化学反応速度の変動を温度の関数として記述する目的で)1世紀以上にわたって一般的に適用されている化学反応速度論の経験則である「アレニウスの法則」を打ち破った。この成果は、材料とその微細構造の変化を理解する上で量子力学が不可欠であることを示している。この成果は、タングステンの極低温サンプルでの欠陥移動の研究に基づくもので、2020年1月27日付で Nature Materials 誌に発表される。
[DW編集局+JSTパリ事務所]