2020年2月7日付英国研究・イノベーション機構（UKRI）の標記発表の概要は以下のとおり。

UKRIは トニー・ソテリオゥ博士（Dr. Tony Soteriou）を初代の研究実用化担当局長（Director for Commercialisation of Research）に指名した。

同博士は現在、保健・社会福祉省（DHSC）で研究学部・インフラ・成長担当の副局長を務めている。幅広い研究・運営環境において、25年間にわたる研究のリーダーシップ、戦略、研究委託、実行など、研究政策・運営の上級リーダーとしての豊富な経験を有する。

同博士は、英国の研究拠点からの研究の実用化におけるUKRIの活動を主導し、英国に経済的効果をもたらす研究を活用するためのUKRI の取り組みを指揮する。同氏が率いる業務は、Innovate UKによる企業主導のイノベーション、および高品質の研究を推進する各研究会議やResearch Englandの業務を補完するものである。

保健省で仕事をする前は、同博士は エイボン（Avon）州とウィルトシャー（Wiltshire）州のメンタルヘルス・パートナーシップ NHS トラストの研究部長であったし、その前の South West NHS Executive.では研究管理職を務めていた。カーディフ大学で生化学の博士号を取得して、ブリストル大学でポスドク研究に従事したのち、医学研究会議で最初の研究管理職を務めた。

ソテリオゥ博士は2月10日に UKRI の研究実用化担当局長に就任する。

[DW編集局]