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- 国・地域名:
- 米国
- 元記事の言語:
- 英語
- 公開機関:
- 全米科学・工学・医学アカデミー(NASEM)
- 元記事公開日:
- 2020/03/06
- 抄訳記事公開日:
- 2020/04/30
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NASEMがCOVID-19に対処するための新設委員会の委員長にハーベイ・ファインバーグ氏を任命
- 本文:
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2020年3月6日付の全米科学・工学・医学アカデミー(NASEM)による標記発表の概要は以下のとおりである。
NASEMは、「新興感染症と21世紀の健康への脅威に関する常設委員会(Standing Committee on Emerging Infectious Diseases and 21st Century Health Threats)」の委員長にハーベイ・ファインバーグ氏(Harvey Fineberg)が就任すると発表した。同氏は米国医学研究所(現全米医学アカデミー)の前会長で、現在はゴードン・アンド・ベティ・ムーア財団の理事長である。
委員会は、COVID-19感染爆発に対処するために大統領府科学技術政策局(OSTP)の要請を受けて設立されたもので、緊急の要請への対応を含め、連邦政府と迅速に関与できる専門家を招集するための中立的なフォーラムを提供する。委員会は、科学を国家の準備と対応の意思決定にどのように組み込むか、以前の準備と対応の取り組みから得られた教訓と成功事例を調査し、誤った情報に対処するための戦略を検討するための議論の場となるものである。委員会には、新興感染症、公衆衛生、公衆衛生の準備と対応、臨床ケアとケアの危機基準、リスクコミュニケーション、規制問題に関する専門知識を有する委員が含まれる。
[DW編集局+JSTワシントン事務所]