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- 国・地域名:
- 英国
- 元記事の言語:
- 英語
- 公開機関:
- 国立衛生研究所(NIHR)
- 元記事公開日:
- 2020/04/25
- 抄訳記事公開日:
- 2020/05/01
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★NIHRがCOVID-19治療のための回復期血漿輸血試験を支援
- 本文:
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回復期血漿の輸血がCOVID-19患者の回復速度と生存の可能性を改善するかどうかを調査するための臨床試験が開始される。回復期血漿は感染症から回復した患者の抗体を豊富に含む血漿で、COVID-19との闘いにおいて免疫系が生成した抗体が含まれている可能性がある。これをCOVID-19と闘っている患者に輸血できるかもしれない。現時点で回復期血漿の有効性を示す証拠は限られており、これらの臨床試験が輸血の安全性と有効性の確認のために必要である。英国全土の50を超える病院で試験が実施されており、国立衛生研究所(NIHR)と英国研究・イノベーション機構(UKRI)が資金提供している。
[DW編集局+SciREX編集局]