[本文]

国・地域名:
ドイツ
元記事の言語:
ドイツ語
公開機関:
ドイツ連邦教育研究省(BMBF)
元記事公開日:
2020/04/02
抄訳記事公開日:
2020/05/20

家庭での学習を強化

Karliczek/Hubig: Wir stärken die Bildungsangebote für zu Hause

本文:

新型コロナ危機の中でSTEM-イニシアチブ「私たちはいつも賢くあろう」によって「家庭学習」のため多くのオンラインコンテンツを提供することになり、これに関して連邦教育研究省(BMBF)は概略下記のような報道発表を行った。

児童生徒の家庭での学習を容易にするため、4月2日から「私たちはいつも賢くあろう」の広範な内容が利用可能となる。特にSTEM教科(数学、IT、自然科学、および工学)に関して、多様な課題および提案にオンラインでアクセスすることができる。BMBFおよび州はアカデミア、社会、企業等と共同でこのイニシアチブを実現させた。これに関してカルリチェク大臣は以下のように述べた:

「学校休校中のこの数週間、家庭での学習を強化することが重要である。児童生徒、両親、教師をできる限り支援していきたい。連邦政府が州、アカデミア、経済界と共に短期間で家庭でのSTEM教育のためにイニシアチブをスタート出来たことを喜びとするものである。

新たなウェブコンテンツの提供によって、家庭でも数学、IT、自然科学および工学に対する児童生徒の関心を喚起していきたい。教材だけでなく、家庭での実験、プログラミング、新たな発見、STEM教科の魅力を見せるために、特別に多くのものが必要なわけではないということを示していく。これが学校での教育に置き換わるものでないことは確かである。しかし、この内容から、児童生徒、両親、教師が何か得るところがあるだろう。同イニシアチブに関係する全ての人々は、危機的な状況であってもこう言うことが出来る:「私たちはいつも賢くあろう」、と。

インターネットポータルサイトを通じ、約50の興味深い課題や提案にアクセスすることができる。バーチャルなラボの中で、自分で化学実験を行うことができたり、コンピュータをプログラムできるかを学んだりすることが出来る。

[DW編集局]