[本文]
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- 国・地域名:
- 米国
- 元記事の言語:
- 英語
- 公開機関:
- 大統領府
- 元記事公開日:
- 2020/03/12
- 抄訳記事公開日:
- 2020/06/02
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重要な通信ネットワークを守り5G技術を確保するための米政権の取り組み
- 本文:
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2020年3月12日付け、ホワイトハウスによる標記記事の概要は次のとおりである。
信頼のおける安全なネットワーク:トランプ大統領は米国の通信ネットワークを敵対国から確実に保護するための「安全で信頼のおける通信ネットワーク法」に署名した。同法は、米国の安全保障上の脅威となる会社が製造した機器について、政府資金による購入を禁じるとともに使用中の機器の撤去・交換費用を償還する。また、連邦政府が通信キャリアのサプライチェーンの安全保障に係る重要情報を共有することを確保する。
極めて重要な利益の保護:次世代無線通信技術である5Gは米国の将来にとって計り知れない意味を持つ。AIから製造、公的サービスに至るまで、米国の社会を大幅に変革する可能性がある。通信インフラ構築に信頼のおけない業者を使うことは、米国のネットワークを外国の影響を受けている可能性のある組織に晒すことになり、安全保障上の脅威となる。
米国の将来の確保:トランプ大統領は信頼のおける5Gを開発し、米国が技術とイノベーションで確実に世界のリーダーであり続けることに尽力する。トランプ政権は同盟国やパートナーと共に、信頼できる5Gネットワークを構築すべく遠隔通信の安全性原則を推進している。また、米国の民間企業が重要な中帯域を含めたスペクトルにアクセスできることを確保し、無線通信業界の成長を後押ししている。また、トランプ大統領は地方コミュニティが安全で信頼のおける高速ブロードバンドにアクセスできるように尽力する。
[DW編集局+JSTワシントン事務所]