緊急事態において教育を支援するため、連立決議によって5億ユーロの緊急装備計画が取り決められた。これに関してカルリチェク連邦教育大臣は以下の通り声明を発表した：

「学校が新型コロナパンデミック以前の状態に戻ることは、感染防止のため残念ながら当面不可能である。そのため子供たちの毎日の学習におけるオンライン学習は今後ますます重要になる。学校が平常に戻れない期間が長ければ長いほど、学校のシステムを適切にデジタル化しなければならない。そのため我々はコロナとの闘いの中かつてないほど厚く助成していく。

連立与党が、追加的に5億ユーロを投入することを決定したことを歓迎する。この資金はモバイル端末を必要とする子供たちのために使われる。子供一人当たり150ユーロが利用可能となるが、これによってオンライン学習コンテンツの作成のために必要な装備を学校に整えることになる。

そのため、学童が適切な端末を入手できるようにするための良きステップとなる。当該5億ユーロを正確に目標に向かって投入する迅速な方法を検討するため、本日これに関して州と話し合いを開始した。

現在の状況に素早く対応し、またオンライン学習を前進させた全ての教師に感謝する。」

[DW編集局]