[本文]

国・地域名:
フランス
元記事の言語:
フランス語
公開機関:
軍事装備総局(DGA)
元記事公開日:
2020/03/23
抄訳記事公開日:
2020/06/03

Covid-19に対する防護マスク代替品のテスト

La DGA se mobilise pour tester des alternatives aux masques de protection contre le Covid-19

本文:

2020年3月23日付軍事省軍備総局(DGA)の標記発表の概要は以下のとおり。

FFP2(微粒子ろ過率 94%以上)マスクおよび外科用マスクの代替ソリューションを特定するために、DGAが動員されている。

効果的な個人用防護具を提供する緊急の必要性を考慮して、繊維業界のメーカーが動員され、マスクのプロトタイプとサンプルをDGA MNRBC(核、放射線、細菌、化学物質の管理)センターに提出するよう要請された。マスクの性能を評価する必要があるからである。

DGAの任務は、製造業者、主に繊維業界から送られたマスクや布地のサンプルの粒子ろ過効率を測定することである。これを行うために、各マスクを、塩の粒子で満たされたボックスの中に配置されたマネキンの頭部に装着する。この頭部は人間の呼吸をシミュレートする。口内に存在する粒子の密度とボックスに含まれる粒子の密度を比較することで、侵入を阻止された粒子の割合を計算できる。ウイルスのサイズがわかっているので、この方法で、各マスクのろ過効率を評価することができる。

3月19日までに、DGAは700個のサンプルを受け取った。結果はのちほどメーカーに伝達される。

ただし、DGAには新しいマスクの使用を推奨する権限はない。したがって、サンプルの品質と性能を評価するチェーンの一環として機能する。

[DW編集局+JSTパリ事務所]