[本文]

国・地域名:
米国
元記事の言語:
英語
公開機関:
大統領府科学技術政策局(OSTP)
元記事公開日:
2020/04/15
抄訳記事公開日:
2020/06/09

大統領府による米国民にコロナウイルス関連情報をオンラインで適切に提供する取り組み

Connecting Americans to Coronavirus Information Online

本文:

2020年4月15日付けの大統領府科学技術政策局(OSTP)による標記記事の概要は以下のとおりである。

米国民は、新型コロナウイルス感染症2019(COVID-19)に関する最新の公衆衛生ガイダンスと地域の検査施設の情報へのアクセスを必要としている。このため、大統領府と主要な連邦政府機関はSchema.orgと協力して、これらの重要な情報がオンライン検索エンジンで適切に検索されるように支援している。Schema.orgは、Google、Microsoft、Yahoo等のテクノロジー企業によって設立された共同のコミュニティ活動で、全てのウェブサイトのコードに追加可能な標準タグを作成し、特定の情報を含むウェブページを、検索結果で見つけ易くするものである。COVID-19の拡大に対応して、Schema.orgは、COVID-19の予防対策、感染拡大の統計、検疫規制や旅行ガイド、検査を受けるための情報を含むウェブページのための標準タグを公開した。

米国民のためのコロナウイルス関連情報のオンラインでの可視性を高めるため、大統領府科学技術政策局(OSTP)および大統領府行政管理予算局(OMB)は、連邦機関の最高情報責任者(FCIO)らに対して、これらの新しい Schema.org 標準タグを連邦政府が管理するすべてのCOVID-19 関連ウェブページに組み込むよう指示した。さらに、OSTPとOMBは、民間企業、州政府、地方自治体、学界にも同様のことを奨励した。この新規格の採用を拡大させるために、大統領府は「ネットワーキングおよび情報技術研究開発プログラム」(NITRD)に、連邦政府および非政府機関のデジタル担当がウェブサイトのマークアップに使用するための指示書を配布するよう要請した。本日の発表は、トランプ大統領のCOVID-19に対する米国全体の対応に基づいたものであり、民間部門はパンデミックと闘うために愛国的なサービスを提供している。

[DW編集局+JSTワシントン事務所]