[本文]
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- 国・地域名:
- フランス
- 元記事の言語:
- フランス語
- 公開機関:
- 国立研究機構(ANR)
- 元記事公開日:
- 2020/04/27
- 抄訳記事公開日:
- 2020/06/25
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「AIに関する博士契約」プログラムの公募:対象22施設および共同ファンディング対象学位論文274件
- 本文:
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2020年4月27日付国立研究機構(ANR)の標記発表の概要は以下のとおり。
人工知能(AI)の研究と人材育成の展開は、先ごろ国家プログラムを開始した政府の優先課題である。その目標の1つは、AIで育成された博士号取得者の数を2倍にすることである。これに関連して、ANRは2019年6月に博士号授与資格のある全施設を対象とするプログラム公募を開始した。学際的人工知能研究機関(3IA)を除く候補施設29施設のうち、大都市圏に散在する22施設が選抜され、共同ファンディングにより、274件の学位論文が2020年7月~2022年12月の間に開始できることになる。
ANRは、施設との共同ファンディングの対象となる各論文に対して最大6万ユーロの資金援助を行う。総額は1,600万ユーロを超える。AI 研究国家戦略の研究テーマはすべて、選抜された各施設の博士課程プログラム(医療、輸送、国防・安全保障、環境)に反映されている。
上記博士課程プログラムは、AI 研究国家戦略の一環で資金支援を受けている3IAプログラムの4つの拠点、および人工知能研究・教育講座(AI講座)40講座の補完としての位置づけである。これらプログラムは、国立情報学・自動化研究所(INRIA)が統括する全国AI研究ネットワークの活動に積極的に参加することになっている。
[DW編集局+JSTパリ事務所]