[本文]

国・地域名:
米国
元記事の言語:
英語
公開機関:
環境保護庁(EPA)
元記事公開日:
2020/04/28
抄訳記事公開日:
2020/06/30

EPAの科学諮問委員会が「規制科学における透明性向上」規則案を支持

Science Advisory Board Issues Comments on Agency’s Draft Strengthening Transparency in Regulatory Science Rulemaking

本文:

2020年4月28日付の環境保護庁(EPA)による標記発表の概要は以下のとおりである。

環境保護庁(EPA)の科学諮問委員会(SAB)が「規制科学における透明性向上」(Strengthening Transparency in Regulatory Science)の規則案に関する正式な助言とコメントをEPAのウィーラー長官に提出した。報告書でSABは規則案およびその細則の概念を支持している。

SABのコメントの多くは、2020年3月にEPAによって発行され、SABの主要な考慮事項の多くを明確にした追加規則提案公告(SNPRM)の必要性を強調している。たとえば、EPAが企業秘密情報(CBI)と個人識別情報(PII)の段階的アクセスを検討すること、およびEPAが「データ」を含む特定の定義をより明確にすることを勧告した。SNPRMは、既に規則案の文言を修正し、階層化されたアクセスの検討を可能とし、「データ」の定義を提供している。

EPAは、規則の最終案の策定においてSABコメントを考慮する。

背景:
2018年4月30日、EPAは「規制科学における透明性の向上」という規則案を発表した。 2020年3月3日、EPAは、2018年の規則案の特定の条項と解釈を明確にするために、提案された規則案に対するSNPRMを発表した。 EPAはSNPRMに関するパブリックコメントを2020年5月18日まで受け付け、今年後半に最終規則を発行予定。

[DW編集局+JSTワシントン事務所]