[本文]

国名:
フランス
公開機関:
行政のデジタル化推進省間局(DINUM)
元記事公開日:
2020/05/15
抄訳記事公開日:
2020/07/06
元記事の言語:
フランス語

デジタル公共サービスの品質:状況観察報告第4版

Qualité des services publics numériques : découvrez la 4e édition de l’observatoire

本文:

2020年5月15日付行政のデジタル化推進省間局(DINUM)の標記発表の概要は以下のとおり。

DINUMは、2019年6月に開始されたデジタル公共サービスの品質に関する状況観察報告(observatoire)の第4版を発行する。フランス国民に最も利用されている政府の行政手続き250件のデジタル化の進捗状況とその品質について、四半期ごとに報告している。
今期は、新型コロナウイルスのまん延期という特殊な状況下においても、複数の分野において進捗を確認することができる。

● 手続きの72%がオンラインで利用可能

利用者の日常を楽にする新規3件のオンラインサービスが今回の状況観察報告に登場した。国民教育省は、3e(中学校最終学年)修了後の進路志望の投稿を可能にするオンラインで実行可能な新規手続きを提案している。社会問題担当省では、”GIP Info Retraite”により海外に居住する年金受給者に対して「生存証明書」の送信手続きを開始した。これにより年金制度全体で年にただ1つの文書で済むことになる。環境担当省では、個人間売買向けの「プレジャー・ボートのナンバープレート登録」をオンライン化した。

● 利用面での優れた配慮

さまざまなサービス、特に「公共雇用の場」プラットフォームをモバイルで利用できるバージョンの立ち上げが注目されている。これにより、公共サービスの求人を調べて、応募することができる。

● 90万件以上の利用者の評価が寄せられている

品質の主要な指標である利用者の満足度は、各手続きの最後にインストールされている「自分の意見を述べる」ボタンを使用して、モニターできる。現在、ボタンを備えた80の手続きで90万件を超える利用者の意見が収集されている。この結果、ボタンを使用している手続きの2件のうち1件が非常に良い(80%を超える満足度指数)と見なされていることが分かった。

● デジタルサービスの品質に対するCovid-19危機の影響

多くのオンラインサービスと同様に、一部のデジタル公共サービス、特に国民教育省のサービスは、外出禁止令が出ている期間に大きな需要があった。

[DW編集局+JSTパリ事務所]