[本文]
-
- 国・地域名:
- 米国
- 元記事の言語:
- 英語
- 公開機関:
- 国立科学財団(NSF)
- 元記事公開日:
- 2020/05/08
- 抄訳記事公開日:
- 2020/07/09
-
NSFによる周波数イノベーション・イニシアチブの開始
- 本文:
-
2020年5月8日付けの国立科学財団(NSF)による標記記事の概要は以下のとおりである。
NSFは、新たに周波数イノベーション・イニシアチブを開始する。本イニシアチブの目標は、電磁スペクトルのダイナミックかつ機敏な利用を促進すると同時に、発信・受信を問わず、すべての利用者のためのイノベーションとセキュリティを発展させることである。本目標を達成するためには、基礎研究、インフラの開発、新たな共同研究、そして教育と労働力の開発が必要となる。なお、本イニシアチブは以下の分野のイノベーションを対象としている。
1.国家ラジオ・ダイナミック・ゾーン(NRDZ):パッシブおよびアクティブユーザーのためのダイナミックな周波数共有の研究開発を可能にするために、新たな予備試験範囲を確立し、既存の試験施設を強化する。
2.国立無線周波数研究センター:周波数研究者を全国的な課題に結びつけ、周波数関連人材を育成する。
3. 周波数研究の統合:パッシブおよびアクティブアプリケーションのためのスペクトラムの増加とより効果的な利用のための手段、特に学際的な性質の活動を促進、開発する。
4.教育と労働力開発:教育と訓練プログラムを通じて、一般の人々の意識と参加を高め、熟練した多様な労働力の開発を奨励する。 [DW編集局+JSTワシントン事務所]