[本文]

国名:
ドイツ
公開機関:
ドイツ連邦教育研究省(BMBF)
元記事公開日:
2020/05/27
抄訳記事公開日:
2020/07/13
元記事の言語:
ドイツ語

カルリチェク大臣が教育、研究およびイノベーションへの多額の投資を呼びかけ

Karliczek: Jetzt massiv in Bildung, Forschung und Innovation investieren

本文:

カルリチェク連邦教育研究大臣は教育、研究、イノベーションのため今こそ多額の投資をするよう呼びかけた。これに関して連邦教育研究省(BMBF)は概略下記のような報道発表を行った。

BMBFは活性化プログラムによって研究、教育、イノベーションに多額の投資を行うこととし、カルリチェク大臣はこれに関して以下の通り表明:

新型コロナ危機はこの数週間、我々の生活に重い影響を与えた。パンデミックの深刻な、経済的影響は、緊急支援策を遙かに超える対応を必要としている。正に今、前を向かねばならない。そのため連邦政府は景気と投資に関する計画について議論している。

新型コロナ危機へ突入したときよりも、より強くなって脱出する。目標は長期的かつ持続的な景気の回復でなければならない。現在世界市場では新たにカードがシャッフルされている。主要なキーワードは環境保護とデジタル化である。我々は今、研究、教育、イノベーションに大きく投資をしなければならない。活性化プログラムは、ドイツの将来に対する100億ユーロの投資提案を含むものである。将来もドイツで良い生活を継続できるよう、ドイツを近代化していく。

新たな成長分野で世界のサプライヤーとしての重要な役割を拡大していかなければならない。それ故、グリーン水素のオフショア生産用の大型デモ施設をサポートしていく。それによって、輸出のチャンスという視野も持ちながら、企業に革新的プロセスを実証実験する機会を与える。同時に、気候問題が深刻化している時代において、これらを克服し、グリーン水素の時代をスタートする。

ドイツにとって、人工知能(AI)のホットスポットとなることは核心的利益である。中期的目標は欧州のAIネットワークAI Made in Europeを定着化させることである。

中小企業はドイツ経済の屋台骨であり、ドイツの飛躍の原動力である。それゆえ、研究開発投資への刺激策を顕著に増大し、デジタル化および持続可能性という領域の新技術開発を推進することが出来る。

その他に税額控除による研究助成を拡大することは非常に有意義であると思われる。年間50万ユーロの免税限度額を100万ユーロへと倍増したい。中小企業にとって、「中小企業イノベーティブ」や「中小企業NetC」といった助成策による、期限付きの100%助成を有意義なものと考える。

私は健康研究にも期待している。新型コロナ危機においてドイツの保健システムはもとより健康研究もその強みを発揮している。世界のどの国も、ドイツほどスマートに危機を乗り越えている国は他にない。再び世界の「薬局」となるべく、大学医学を個別化医療のための最新技術によって強化し、研究と臨床の全てのプロセスをデジタル化しなければならない。同時に、医療技術および医薬品研究を強化することはEU理事会議長国となるドイツにとって重要な施策となる。

優れた教育訓練を受けた人々はドイツ経済の重要な柱である。したがって、活性化プログラムにおいて、ドイツの学校教育の近代化のためにさらなる強力な刺激が必要である。小学校(Grundschule)全日制の整備拡大は、ドイツの児童がいる家庭にとって重要なシグナルとなる。

[DW編集局]