[本文]
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- 国・地域名:
- フランス
- 元記事の言語:
- フランス語
- 公開機関:
- 国立情報科学・自動化研究所(INRIA)
- 元記事公開日:
- 2020/05/15
- 抄訳記事公開日:
- 2020/07/14
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INRIAによる Covid ミッション・プロジェクトの紹介
- 本文:
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2020年5月15日付国立情報科学・自動化研究所(INRIA)の標記発表の概要は以下のとおり。
Inriaは、2020年3月21日に、Covid-19 対策に関する研究所のリソース動員を調整し、そのために取るべき優先施策を調整するためのミッションを設定した。
Covid-19 ミッションの第1段階で、このミッションは、衛生危機の担い手(臨床医、病院、疫学者、公的機関、患者団体)からの特定された要求に応えて、短期間で運用上のソリューションをもたらす目的で、プロジェクトの立ち上げを支援した。提案はその場で検討され、3月から5月上旬にかけて30を超えるプロジェクトが開始された。その一部を以下に紹介する。
- ICUBAM
集中治療ベッドの可用性をリアルタイムで監視及び視覚化するアプリ。 - Parlons Maths
プロジェクト””Parlons Maths””は、Animathボランティアの主導により、外出制限の間に数学に関する独自の授業を提供するために生まれた。 - PréLifa
蘇生治療患者(意識不明であることが多い)の家族とのリンクを維持するために、Webプラットフォームである PréLifa が運用されている。 - Covid@Keydiag
Covid感染の重症度を迅速に評価するためのコラボレーション。Covid @ Keydiagプロジェクトは、流行の状況下で生まれたが、そのルーツは数年前に2人の会議から始まった。 - ScanCovid IA
感染の重症度を予測するための人工知能。 - ScikitEDS
罹患した患者の流れを監視するための視覚化ツール。現在のパンデミック状況では、39の病院のいずれかを通過する Covid-19 患者のフローを常に監視し、EDS(医療データ・ウェアハウス)に登録する必要がある。 - Covid On The Web
Covid に関する情報やデータへのアクセスを容易にするべく、いくつかのツールを組み合わせて適合させたもの。 - Linkage
医学出版物の分析のためのAIツール。
- ICUBAM
[DW編集局+JSTパリ事務所]