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- 国・地域名:
- フランス
- 元記事の言語:
- フランス語
- 公開機関:
- 国立研究機構(ANR)
- 元記事公開日:
- 2020/05/19
- 抄訳記事公開日:
- 2020/07/16
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ANRがファンディング・プログラム LabCom の2020年次公募を開始
Focus sur le programme de financement LabCom à l'occasion du lancement de l’édition 2020
- 本文:
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2020年5月19日付国立研究機構(ANR)の標記発表の概要は以下のとおり。
企業との「共同研究室」の共同構築において学術研究の関係者を支援し、永続的な両者間パートナーシップの構築を促進し、イノベーションの要因である知識とノウハウの構築を促進する。これが2013年にANRが開始した LabCom プログラムの目的である。
● 「共同研究室」の特徴
LabComは、公的な研究組織・機関と企業の研究所とを1つにまとめたものである。共通のガバナンスにより、LabCom は、実行する研究・イノベーション活動のロードマップ、このプログラムを運用するためのリソースとスキルの共有、学術チームと産業チームの安定した協力枠組と統合運用、研究の成果利用に関する共通の戦略、知的財産権を共有するための事前定義された合意、初期ファンディングを超えた協力の持続可能な戦略、に特徴がある。LabCom によるプロジェクト公募は、すべての科学技術領域に開かれている。
● 2020年次公募における新規事項
国家人工知能(AI)研究戦略の一環として、LabCom プログラムの2020年次公募では、AIにおけるパートナーシップ研究の強化を目的とした優先課題が含まれている。したがって、2020年版では、3つの LabCom AI 組織にファンディングが行われる。人工知能に関する「学際的研究所3IAプログラム」、「教育・研究講座」および「博士契約」の公募を補完するべく、 未来のLabCom AI がこの目標に貢献する。(AI計画で特定されたセクター、すなわち、医療、輸送、エネルギーと環境、セキュリティーにおいて、経済界との強力な相互作用を発展させる)
[DW編集局+JSTパリ事務所]