[本文]

国・地域名:
フランス
元記事の言語:
英語
公開機関:
国立研究機構(ANR)
元記事公開日:
2020/07/15
抄訳記事公開日:
2020/07/17

★cOAlition Sが研究者の知的所有権を保護し、不当な公開猶予期間を抑制する「権利保持戦略」を策定

cOAlition S develops “Rights Retention Strategy” to safeguard researchers’ intellectual ownership rights and suppress unreasonable embargo periods

本文:

cOAlition S (研究助成機関の国際的コンソーシアム)が研究者の知的所有権を保護し、出版社による不当な公開猶予期間(embargo period)を抑制するための「権利保持戦略」(Right Retention Strategy)を策定した。これは、出版社と著者との独占的出版契約に由来する問題に対処するもので、cOAlition Sの資金提供を受けた研究者は、ジャーナルを選択してその研究成果を公開し、Plan Sに準拠してオープンアクセスで提供できるようになる。完全かつ即時のオープンアクセスを実現する方法の1つは、リポジトリを経由することである。この場合、著者最終稿(AAM)は、クリエイティブコモンズ表示(CC BY)ライセンスまたは同等のライセンスの下で、公開猶予なしに公開できる。

[DW編集局+SciREX編集局]