[本文]

国・地域名:
英国
元記事の言語:
英語
公開機関:
英国研究・イノベーション機構
元記事公開日:
2020/05/18
抄訳記事公開日:
2020/07/21

飛行手段の革命となるイノベーションをもたらすコンペティションの開始

Competition launches to deliver innovations that revolutionise the way we fly

本文:

2020年5月18日付英国研究・イノベーション機構(UKRI)の標記発表の概要は以下のとおり。

飛行手段に革命を起こすイノベーションを支援するために3,000万ポンドのファンディングが用意されている。この競争入札の対象は航空界・非航空界両方のあらゆる規模の企業や機関で、新しいタイプの電力駆動や自律型の航空機使用を支援するシステムや技術を開発するものである。

各プロジェクトでは、これらの航空機を安全かつ実用的に使用するという課題に取り組む。例えば、このような航空機を既存の空港、空域、地方や都市の環境に取り込むこと、公衆の信頼を築くこと、新しいビジネスモデルの開発などである。

上記航空機には、飛行タクシー、医薬品を運ぶドローン、小型の電気航空機、垂直離着陸機、自律型航空機などが含まれる。これらは、人や物がより速く移動し、道路の混雑を緩和し、航空システムの二酸化炭素排出量を削減するのに役立つイノベーションである。

航空界および航空宇宙セクターの内外を問わず、あらゆる規模の企業や組織が、プロジェクトあたり15万ポンドから50万ポンド、またはプロジェクトあたり50万ポンドから1,000万ポンドのいずれかで入札に参加できる。

このコンペティションは、UKRIの産業戦略チャレンジ基金の一部である「未来の飛行チャレンジ」(Future Flight Challenge)の第2段階である。

[DW編集局]