[本文]

国・地域名:
ドイツ
元記事の言語:
ドイツ語
公開機関:
ドイツ連邦教育研究省(BMBF)
元記事公開日:
2020/08/21
抄訳記事公開日:
2020/08/28

★BMBFが革新的技術を装備した新しい沿岸調査船「ウトホルン」を建造

Neubau des Forschungsschiffes „Uthörn“ verbindet Innovatives mit Bewährtem

本文:

ドイツ連邦教育研究省(BMBF)は1,445万ユーロを投資して、アルフレッド・ヴェーゲナー研究所(AWI)の新しい沿岸調査船「ウトホルン」(Uthörn)を建造する。ニーダーザクセン州ベルネのファスマー造船所で建造されるもので、環境に優しく持続可能なメタノールで駆動するドイツで最初の研究船となる。主な活動海域は北海で、ヘルゴラント島のAWI基地の周辺海域を重点に調査する。科学者たちは、海水を採取して、栄養素や塩分、濁度や海水の温度などを調査する。「ウトホルン」により、北海で40年間継続している長期間の観測を、今後も確実に継続することができる。

[DW編集局+SciREX編集局]