[本文]

国・地域名:
米国
元記事の言語:
英語
公開機関:
国防総省(DOD)
元記事公開日:
2020/07/13
抄訳記事公開日:
2020/09/16

研究・工学担当国防次官代行に米国最高技術責任者のクラツィオス氏が就任

DOD Names Acting Under Secretary of Defense for Research and Engineering

本文:

2020年7月13日付け、国防総省(DOD)による標記記事の概要は次のとおりである。

マーク・エスパー国防長官(Dr. Mark T. Esper)は2020年7月10日付けで、マイケル・クラツィオス氏(Michael J.K. Kratsios)が研究・工学担当国防次官代行に就任したと発表した。

米国最高技術責任者(US CTO)であるクラツィオス氏は2017年より現政権の国家技術政策課題の策定・遂行を主導した。その指揮の下、ホワイトハウスは人工知能(AI)、量子コンピュータ、自動運転車、商用ドローン、STEM教育、先進製造のような重要国家イニシアチブや戦略計画を打ち出してきた。同氏は5Gやブロードバンド・コミュニケーションを全米に拡大するという大統領計画にとって不可欠な人物であった。

また、同氏は米国AIイニシアチブの策定、国家量子調整室(NQCO)の立ち上げ、直近では「COVID-19 高性能コンピューティング・コンソーシアム」設立の責任者である。さらに、G7、G20、OECDで米国代表団を率いて、いくつもの国際行事で米国を代表した。2019年8月には上院において、第4代米国最高技術責任者(US CTO)として全員一致で承認された。

[DW編集局+JSTワシントン事務所]