[本文]

国・地域名:
ドイツ
元記事の言語:
ドイツ語
公開機関:
ドイツ連邦教育研究省(BMBF)
元記事公開日:
2020/09/21
抄訳記事公開日:
2020/09/25

★BMBFが二酸化炭素と水を使用して化学物質を生産するプロジェクトを支援

Für eine klimafreundliche Industrie: Kohlendioxid und Wasserstoff als Rohstoffe für nachhaltige Chemikalien nutzen

本文:

エボニック社とシーメンスエナジー社は、二酸化炭素と水を使用して化学物質を生産する試験施設の稼働を開始した。試験施設はルール地方北部のマールに置かれ、シーメンスエナジー社が開発したCO電解槽およびエボニック社の水電解槽とバイオリアクターで構成されている。これは連邦教育研究省(BMBF)が630万ユーロを支援するレティクス(Rheticus)研究プロジェクトの一環である。システムでは、再生可能エネルギーを使用し、バクテリアの助けを借りた電気分解によって二酸化炭素と水から貴重な化学物質を生成する。このタイプの人工光合成は、エネルギーの貯蔵庫として機能し、炭素循環を閉鎖させ、大気中に放出される二酸化炭素の削減に貢献する。

[DW編集局+SciREX編集局]