[本文]

国・地域名:
英国
元記事の言語:
英語
公開機関:
人工知能局
元記事公開日:
2020/08/13
抄訳記事公開日:
2020/10/26

英国の人工知能(AI)労働市場を把握する調査を開始

The government is carrying out research to understand and measure the UK AI labour market. This will help inform future policy and strategy.

本文:

2020年8月13日付人工知能局の標記発表の概要は以下のとおり。

政府は、英国の人工知能(AI)労働市場の理解の一助とするべく、英国の企業や慈善団体の調査に着手する。この調査では次の事項を調査対象とする。

  • 各組織が必要とするAIおよびデータ科学に関連するスキル
  • AI・データ科学専門家の採用と教育の方式
  • このプロセスにおいて直面する問題

この調査は、AI関連のスキルを促進する政府の政策に資するものである。

政府は、Ipsos MORI(独立の調査機関)に調査の実施を依頼した。調査は2020年8~10月に実施される。政府と Ipsos MORI は調査について次のことを保証する。

  • すべての個人および組織について、参加は完全に機密で匿名扱いとする
  • 調査は技術的なものではなく、参加者は特定のAI知識を必要としない
  • Ipsos MORI は、AIやデータ科学の専門チームがいなくても、企業や慈善団体と話をしたいと考えている。面接官は調査の開始時にいくつかの質問をして、対象組織に参加資格があるかどうかを確認する。

調査対象の企業や慈善団体は、様々な商用の企業データベースから収集したリストを使用して特定された。AI 又はデータ科学の技術を使用していると思われる組織が選抜された。AI 又はデータ科学が業務のごく一部でのみ使用されている場合でも、その組織は調査対象に含まれる。

[DW編集局]