[本文]

国・地域名:
ドイツ
元記事の言語:
ドイツ語
公開機関:
ドイツ連邦教育研究省(BMBF)
元記事公開日:
2020/09/21
抄訳記事公開日:
2020/10/29

#イノベーション国ドイツ(#innovationsland Deutschland)キャンペーン開始

Karliczek: Mut und Forschergeist werden heutzutage dringender gebraucht denn je

本文:

「#イノベーション国ドイツ」がスタートし、これに関してドイツ連邦教育研究省(BMBF)は概略下記のような報道発表を行った。

9月22日、BMBFの新たなキャンペーン「#イノベーション国ドイツ」の皮切りとなる催しが開かれた。ドイツの研究者は世界中で活躍している。特にコロナ禍において、研究者の活動が社会全体にとって如何に重要かが明らかになっている。カルリチェク大臣は政界、研究界、産業界等の著名な代表者と会うことになっている。大臣はキャンペーンの開始に当たり、次のように発言した。

「ドイツは優れた頭脳に恵まれた国である。自然科学、社会科学、工学を問わず、ドイツの研究者の活動は世界的に重要なものである。その発想力と情熱のお陰で、ドイツは新たなイノベーションにおいて国際的リーダーであり続けている。「#イノベーション国ドイツ」キャンペーンによって、イノベーションという大きなフィールドを個人の物語を基礎として全ての市民に具体的に理解できるようにしていきたい。

コロナ禍において、気候変動のような長期的なグローバルな重要課題の克服においても、イノベーションと開発者の勇気や研究者魂も)かつてないほどに必要とされている。“Bloomberg Innovation Index 2020“によればドイツは現在世界で最もイノベーティブな国である。ドイツは研究集約型製品の世界第二位の輸出国である。BMBFは教育と人工知能(AI)あるいは量子技術のような重要な未来技術に目標をしっかりと定めた投資をすることによって、ドイツの先駆的役割を保持し、拡大していく所存である」。

キャンペーンの幕開けにBMBFはこのデジタルの催し「展望-オンライン・イベント」に関心をよせる市民を招待する。研究・イノベーション担当欧州委員、マリヤ・ガブリエル氏およびイノベーション分野の様々なパイオニアたちが、デジタルパネル討論会で研究者や開発者が直面している現在の重要課題に関して報告する。

背景:
「#イノベーション国ドイツ」キャンペーンは2021年3月末までQ&A-Sessions,
BarCamps, Workshops等定期的に開催される催しによってイノベーションを中心テーマに据えていく。

[DW編集局]