[本文]
-
- 国・地域名:
- 米国
- 元記事の言語:
- 英語
- 公開機関:
- 国立科学財団(NSF)
- 元記事公開日:
- 2020/09/03
- 抄訳記事公開日:
- 2020/11/05
-
NSFがコンバージェンス加速支援プログラムで9チームを採択
- 本文:
-
2020年9月3日付けの米国国立科学財団(NSF)による標記記事の概要は以下のとおりである。
NSFは、国家規模の社会的課題に取り組む礎として、「コンバージェンス加速支援プログラム」を創設した。本プログラムでは、国家規模の社会的課題に取り組み、アイデアを研究から実践に移すための知識を生み出す9つの研究チームに2,800万ドル以上を投入する。同チームは「オープン・ナレッジ・ネットワーク」、「AIと未来の仕事」、「全米人材エコシステム」という3つの分野でのソリューションを開発する。今後2年間で、第2段階への移行を目指すチームは、ソリューションのプロトタイプを開発し、NSFの支援を超えた持続可能なモデルの構築を目指す。現在、チームは、56の学術機関、40の非営利団体、21の政府機関、36の産業パートナー、10の教育部門の組織、2つの医療ケア部門の組織で構成されている。
「オープン・ナレッジ・ネットワーク」には以下のようなものがある。
- ノースウェスタン大学による「法廷記録の透明性とアクセスを可能にするためのオープン・ナレッジ・ネットワーク」
- カリフォルニア大学(UC)サンフランシスコ校による「生物医学のためのマルチスケール・オープン・ナレッジ・ネットワーク」
- ミシガン大学による「COVID-19に関する科学・経済学への応用を伴うナレッジ・ネットワーク開発インフラ」
- UCサンタバーバラ校による「空間的に明示的なAI技術を用いたクロスドメインのナレッジグラフの強化とリンク」。
- シンシナティ大学による「都市洪水オープン・ナレッジ・ネットワーク」
「AIと未来の仕事」、「全米人材エコシステム」には次のようなものがある。
- テキサスA&M大学による「次世代の緊急時対応要員のためのロボット等を使った学習環境」
- パデュー大学による「製造業の労働者教育スキル訓練・分析のための仮想プラットフォーム」
- バンダービルト大学による「ニューロ・ダイバーシティ雇用のための包摂AI」
[DW編集局+JSTワシントン事務所]