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- 国・地域名:
- 英国
- 元記事の言語:
- 英語
- 公開機関:
- 国立衛生研究所
- 元記事公開日:
- 2020/11/23
- 抄訳記事公開日:
- 2020/11/27
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★オックスフォードCOVID-19ワクチンが70%の有効性を示す
- 本文:
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オックスフォード大学とアストラゼネカ社によって開発され、国立衛生研究所(NIHR)が資金提供・支援するワクチンは、COVID-19の予防に効果的であり、高レベルの保護を提供すると発表された。フェーズ3臨床試験データの中間分析では、2回投与されたワクチンは70.4%有効であった。最初に半用量で投与し、その後全用量で投与した場合は90%有効であり、全用量で2回投与した場合は62%有効であった。ワクチンに関連する重大な安全事象は確認されておらず、参加者の入院や重篤な副作用はなかった。臨床試験には、英国、ブラジル、南アフリカのさまざまな人種および地理的グループから2万4,000人以上が参加した。米国、ケニア、日本、インドでさらなる治験が実施されており、今年度末までに6万人が参加する見込み。
[DW編集局+SciREX編集局]