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- 国・地域名:
- フランス
- 元記事の言語:
- フランス語
- 公開機関:
- 高等教育・研究・イノベーション省(MESRI)
- 元記事公開日:
- 2020/10/12
- 抄訳記事公開日:
- 2020/12/08
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2020年 FRB-Cesab 研究プロジェクト公募の開始
- 本文:
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2020年10月12日付高等教育・研究・イノベーション省(MESRI)の標記発表の概要は以下のとおり。
生物多様性の浸食と気候変動に関連する問題は社会的に一番懸念されていることから、生物多様性の科学の研究者に対して、知識の進歩をもたらすための重要なリソースを提供し、それによって主要な環境課題に対処することを目的とした官・民の政策を支援することが不可欠である。
この文脈で、生物多様性研究財団(FRB)は、生物多様性に関する5,000人近くの研究者を擁するその創設者(国立科学研究センター(CNRS)、国立農学・食料・環境研究所(INRAE)、国立海洋開発研究所(IFREMER)、開発研究所(IRD)、フランス農業開発研究国際協力センター(CIRAD)、地質・鉱山研究所(BRGM)、国立自然史博物館(MNHN)、国立産業環境・リスク研究所(INERIS)、LVMHモエヘネシー・ルイヴィトン社、モンペリエ大学)および政府省庁の支援を受けて、(FRBの生物多様性統合・分析センター(Cesab)を通じて)、生物多様性、その保護、およびその持続可能な回復に関連する科学的知識の向上に資する少なくとも3件の革新的プロジェクトの資金支援を目的として、新規研究プロジェクト公募を開始する。
フランスで唯一の機関である Cesab は、フランスの研究所出身の科学的人材を中心に国際的な研究者のコンソーシアムを結成し、多くの研究データをプールし、それらを統合・分析し、進行中の現象をよりよく理解し、適切な科学的対応を提供できるような総合的判断を下す。10年前の創設以来、36か国から470人以上の研究者が、30件のプロジェクトに取り組み、最高クラスの科学雑誌に214件の論文を発表してきた。
[DW編集局+JSTパリ事務所]