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- 国・地域名:
- 米国
- 元記事の言語:
- 英語
- 公開機関:
- 国防総省(DOD)
- 元記事公開日:
- 2020/10/08
- 抄訳記事公開日:
- 2020/12/09
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DODが5G実験・検証に6億ドルを投資
DOD Announces $600 Million for 5G Experimentation and Testing at Five Installations
- 本文:
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2020年10月8日付けの国防総省(DOD)による標記記事の概要は以下のとおりである。
本日、DODは、5つの米軍施設での5G実験と検証のための6億ドルの資金提供を公表し、デュアルユースアプリケーションのための世界最大規模の本格的な5Gテストを開始した。各施設は、軍関係者、産業界リーダー、学識経験者と提携し、DODの5G能力を向上させる。プロジェクトには、ミッション計画と訓練のための5G対応の拡張/仮想現実の試験、5G対応スマート・ウェアハウスの試験、分散型指揮統制を強化するための5G技術の評価などが含まれる。
テストサイトは、ユタ州ヒル空軍基地、ワシントン州ルイス・マクコード統合基地、ジョージア州アルバニー海兵隊兵站基地、カリフォルニア州サンディエゴ海軍基地、ネバダ州ラスベガスのネリス空軍基地である。これらの基地は、スペクトル帯や完成されたファイバーおよび無線インフラへの整備されたアクセスを提供し、新規または改良されたインフラ要件をサポートし、動的にスペクトラムを共有する制御された実験を行う能力があると評価され、選定された。
DODの取り組みは、高速かつ迅速な応答時間を提供し、現在の無線技術よりも多くの無線デバイスを接続し、米軍の先取り機能を可能にするデュアルユース5G技術の大規模な実験とプロトタイピングに重点を置いている。本日の発表は、DODが以前に発表した5Gプロトタイピングの取り組みをベースにしており、DODの5G戦略に基づく5G開発ロードマップの一部となっている。
[DW編集局+JSTワシントン事務所]