[本文]

国・地域名:
米国
元記事の言語:
英語
公開機関:
エネルギー省(DOE)
元記事公開日:
2020/12/07
抄訳記事公開日:
2020/12/11

★エネルギー省が核データ研究に1200万ドルを投資

Department of Energy to Provide $12 Million for Nuclear Data Research

本文:

米国エネルギー省(DOE)は、核データに関する新しい研究に最大1,200万ドルを投資する。核科学の基礎研究から同位体生成および核不拡散の取り組みまで、幅広い核関連活動に必要なデータの拡大と品質改善を目的としている。対象となるトピックには、核データのキュレーションを改善するための人工知能(AI)と機械学習(ML)を活用したアプローチが含まれる。基礎核科学、原子力エネルギー、核不拡散への分野横断的応用の可能性を伴う影響力の大きい実験や、供給が不足している放射性安定同位体の生成、ガンマ線検出を介した核密輸品識別能力の開発などである。大学、国立研究所、非営利団体、民間企業に応募資格があり、資金は相互評価に基づいて競争的に授与される。今年度から年間最大100万ドルの助成金が提供される。

[DW編集局+SciREX編集局]