[本文]

国名:
ドイツ
公開機関:
ドイツ連邦教育研究省(BMBF)
元記事公開日:
2020/10/28
抄訳記事公開日:
2020/12/16
元記事の言語:
ドイツ語

市民参加によってイノベーション拠点ドイツを強化

Karliczek: Mit einer neuen Beteiligungskultur den Innovationsstandort Deutschland stärken

本文:

ハイテクフォーラムがハイテク戦略への市民参加状況について発表し、これに関して連邦教育研究省(BMBF)は概略下記のような報道発表を行った。

10月28日連邦政府の研究・イノベーション政策専門委員会であるハイテクフォーラムと次官級の会合が、ハイテク戦略2025に関する市民参加について開かれた。BMBFのイニシアチブにより、6月から9月まで経済、文化、社会の各領域の代表者と市民との間で議論が行われた。焦点となったのは、地方および全国レベルでのイノベーションの発展をいかに強化できるのかである。特に地域の特殊性も考慮される必要がある。結果の公表に当たり、カルリチェクBMBF大臣は次のように説明した。

「トップを走る国は、イノベーション力によって繁栄および経済成長を確保するために最高レベルのイノベーションを必要とする。ハイテク戦略は、ドイツが研究およびイノベーションによって、豊かな未来を創出する方法を示している。

市民参加によって、市民間で集中的な意見交換がなされた。焦点となったのは、様々な条件を背景に、どのようにしてドイツのイノベーションの強みをさらに拡大させていけるのか、ということであった。イノベーション政策の形成においては、あらゆる人々を参加させ、地方対話からの価値あるアイデアを考慮にいれることが重要と思われる。「参加カルチャー」がハイテク戦略の一層の発展において、不可欠な要素として根を張ることを歓迎する」。

ナンツ教授(Prof. Patrizia Nanz)、サステナビリティ応用研究施設所長およびハイテクフォーラムの参加プロセスリーダー、が次の様に補足している。

「地方対話において、地域のイノベーションシステム発展のため数多くの提案やプロトタイプが示された。水素製造およびその利用に関する海洋特別経済地域のリアルラボ、ブレーメン港青年気候評議会の循環経済プロジェクトへの参加、あるいはフランクフルトのフレキシブル・サイエンスキャリア地方ネットワークがこれに数えられる。こうした共通のビジョンおよび課題解決アプローチの共同の創造的な発展には市民参加の大きなメリットが認められる」。

[DW編集局]