[本文]

国・地域名:
米国
元記事の言語:
英語
公開機関:
国防高等研究計画局(DARPA)
元記事公開日:
2020/12/10
抄訳記事公開日:
2020/12/18

★DARPAが無人航空機の3回目の空中発射・空中回収実験を実施

DARPA Gremlins Project Completes Third Flight Test Deployment

本文:

国防高等研究計画局(DARPA)が、「グレムリン」と呼ばれる無人航空機X-61Aの3回目の空中回収実験を行った。グレムリン無人航空機(GAV)の空中発射と空中回収を30分以内に完了することを目指しており、実験では、全てのGAV(3機)が2時間以上、自律的に編隊飛行し、安全機能の実証に成功したものの、C-130輸送機によるGAVの空中回収は、相対的な動きが予想以上に動的で、数インチの差で成功しなかった。来春に4回目の実験が予定されている。無人航空機を安全で効果的かつ効率的に空中回収できる能力は、紛争地域における無人航空機の潜在的な用途を劇的に拡大させる。GAVには、様々なセンサー等の技術が搭載可能で、多様な軍用機から発射することができる。

[DW編集局+SciREX編集局]