[本文]

国・地域名:
英国
元記事の言語:
英語
公開機関:
英国研究・イノベーション機構
元記事公開日:
2021/01/05
抄訳記事公開日:
2021/01/08

★UKRIがAIを活用した肺がんの早期診断研究に350万ポンドを資金提供

UKRI funds earlier lung cancer diagnosis research

本文:

英国研究・イノベーション機構(UKRI)は、人工知能(AI)を利用して、肺がんを早期に診断し、命を救う画期的な医学研究に約350万ポンド相当の資金を提供する。サウサンプトン大学とリーズ大学が、ヘルスケア、診断、情報科学の企業と協力して、癌がまだ治癒できる段階での早期発見を目指しており、これにより、肺がん患者の死亡数減少や長期的な健康問題の減少につながると期待されている。プロジェクトは、AIを使用して、がん、肝臓、腸の医療に焦点を当てている7つのプロジェクトの1つで、北アイルランドやスコットランドを含む英国全土のパートナーが参加している。肺がんは、英国および世界でがん死亡の最大の原因であり、英国では、毎年2万5,000人が手術不可能な進行肺がんと診断されている。

[DW編集局+SciREX編集局]