[本文]

国名:
ドイツ
公開機関:
ドイツ連邦教育研究省(BMBF)
元記事公開日:
2020/12/10
抄訳記事公開日:
2021/01/25
元記事の言語:
ドイツ語

対話における科学(WiD)が「サイエンスバロメーター2020」を発表

Karliczek: Gute Wissenschaftskommunikation schafft Vertrauen

本文:

対話における科学(WiD)が市民の科学と研究に対する信頼に関する「サイエンスバロメーター2020」を発表。これに関して連邦教育研究省(BMBF)は概略下記のような報道発表を行った。

12月10日、対話における科学(WiD)が発表した調査によると、依然として市民の科学研究に対する信頼は高いが、不確定さと迷いが見られる。これに関してカルリチェクBMBF大臣は次のように説明した。

「市民による科学と研究に対する信頼は、新型コロナ感染症の蔓延という特別な年においても依然として高い。ドイツの10人に6人が科学的な様々なテーマに関心を抱き、科学を信頼し、科学と研究から恩恵を受けていると感じていることを知り、私は希望を抱いている。

ドイツはこれまでパンデミックを良好に通り抜けてきた。これは科学、医療従事者、研究と政治の間の集中的な対話のお陰である。科学的知識は科学に基づいた決定の基本であり、社会的議論のためにも重要である。このことは市民の4分の3がコンスタントに高い賛同を示していることからも明らかである。

我々は、如何にして政治的決断がなされるのかを明確に説明しなければならない。何故ならば、市民から選ばれた政治家である我々は、科学的な認識と助言を基に決定し、責任を担うからである。市民の中に生じた不安観あるいは懐疑を、このような不安な状況においては特に真摯に受け止め、高い透明性と熱意をもったコミュニケーションによってこれに対処する。

科学者が市民と直接コミュニケーションを取ることが重要である。この不確定な時代において、科学者の多くは人々の安心の拠り所となっており、科学と研究を信頼すると答えた60%の回答者に反映されている。

信頼を醸成し、維持することは、危機の時代において重要である。情報発信を行っている全ての研究者のコミットメントと行動に感謝する。研究者が対話を求め、科学的なプロセスおよび論考に我々を参加させ、科学がすぐには実現しないことを示してくれる。それによって研究者は、社会における連帯の強化と良好な協力に非常に重要な貢献を果たす。

良好なサイエンスコミュニケーションは当然ながら危機の時代が過ぎた後も重要である。対話における科学のサイエンスバロメーターは、科学と研究に対する市民の姿勢の重要な尺度となる。現在の信頼を確固としたものにするために、BMBFとして、サイエンスコミュニケーションと中立のサイエンスジャーナリズムをなお一層強化することに取り組んでいく。

現在の戦略プロジェクト“#FactoryWisskomm”(Science Communication Factory)において、科学、科学助成、科学ジャーナリズムの分野の幹部クラスおよび専門家との間で、集中的な意見交換を行っている。メンバーは2021年までに共同で、拘束力を持つ活動計画を作成する」。

[DW編集局]